商品開発の経緯 2

 

(前回の続き)

その後、自分の薬局で在庫している数百種の生薬やハーブを調べ、また様々な抗酸化健康食品を国内外から取り寄せ、精査しました。

 

その結果、ポリフェノール類、水素水、サンゴカルシウムを使った水素サプリメントピクノジェノール、ビタミン、ルイボスなど、世に出ているほとんどすべての抗酸化健康食品は、

「自らの成分が体内で活性酸素と自らが反応し(酸化される)、細胞を守ってくれる働きをするもの」です。

いってみれば、自らが活性酸素と反応することによって、いわば身代わりとなって守ってくれるものです。(このような働きをする物質を専門用語で「スカベンジャー」といいます)

 

「自身が身代わりとなって私を活性酸素からの攻撃から守ってくれるなんて・・・」

悲しくも美しいお話ではありますが、でも実はこれはとても効率が悪いのです。

 

でも海外にある一部の商品は、細胞の抗酸化酵素の生産能力を上昇させ、その酵素のパワーによって活性酸素を除去するものがあります。

これがとても効率が良い・・・、つまりよく効くのです。

 

それで、私もこの方針を採用しました。そして生薬として使われる様々な植物を試行追究した結果、【BACK10】の配合ができたわけです。

 

商品のテーマとして、「主要10種類の生薬を使って、10才若返る・・」と掲げ、商品化させていただきました。

 

「作りたい」という思いから実際の商品化まで試行錯誤を繰り返しながら約2年ほどの時間を費やしました。その配合バランスはとても微妙で工場で再現するのは難しく、錠剤化では4回ほど作り直しました。外注業者さんからは「こんなにこだわる人はいない・・・」と半ばあきれておられました。

それでも作り手としては「とにかく納得できるものを作りたい」という思いから、ようやく4回目で目的とする効果のあるものができ、商品化が可能となりました。