商品開発の経緯 1
今回は、バックテンの開発のきっかけについてお話しを
させていただきたいと思います。
日ごろ漢方薬局で接するお客様を拝見して痛感するのは
「なってしまった病気を治すことも大事ですが、病気を未然に防ぐこともとっても大事」ということです。
漢方の世界では病気を未然に防ぐことを「未病(みびょう)を治(ち)す」といいますが、それでも多くの方にとって漢方薬は病気になってから、また病院のお薬が効かなくなってから、でないと飲まないものなんです。
いってみれば「体にギリギリ負担がかかって破たんしそう又は破たんしてからやっと飲む」っていう感じです。
でも、それは病院の薬であっても、漢方薬であっても、破たんしそう又はしたものを治そうというのはやっぱり大変なものです。
簡単に言えば、多くの方が困らないようにするには、
「破たんしそうになってから治す」→✖
「破たんしないように体を大事にする」→〇
そこでお体を破させしないよう大事にするために漢方薬をお客様におすすしたいのですが、漢方薬は体質や生活環境などによって使う生薬が全く異なるので、診断のばらつきが大きく、普通の方にとっては馴染みにくい部分があります。
そこで「では、どうしたらよいか?」ということを考えました。
そのような時、目を付けたのがエイジングケアの柱となる「抗酸化対策」なんです。
人は歳をとれば酸化が進み、体の機能は低下し、細胞や遺伝子は酸化により傷つき老化していきます。
でもこの酸化を上手に食い止めることができれば、老化予防、病気予防に大変役に立ちます。そこで抗酸化作用の強い健康食品について強い興味を持ち、自分でもかかわってみたいと思うようになり、自家製で開発しようと思うに至りました。